老老介護から認認介護にならないために

シルバー夫婦で介護しながら楽しく生活する工夫をしていきたい。

睡眠薬の多用による副作用

私が母の薬の管理をするようになったので、薬の種類もネットで調べたり、薬局で聞いたりして、母の飲んでいる薬の知識もついていきました。
勤めている間は、昼間の母の様子が判りませんでしたが、退職して介護に専念するようになると、睡眠薬の多用に疑問が湧いてきました。
眠り薬が3種類も処方されているのです。睡眠導入剤、そして、5時間ぐらい持続する睡眠薬、そして遅効性の睡眠薬ということで順番に効いていけば、朝までぐっすり寝れるという計算で処方されているようなのですが、そう上手く効いてくれません。

それどころか、母は、かえってぐっすり休めず、意識は朦朧としてしまった中で、夢と現実、近い過去と古い過去等がごっちゃになり、それに思い込みも加わって、支離滅裂な話になってきて、時間観念も判らなくなって、夜中に私が何度も起こされて、わけの判らない話を聞かされる始末!話の矛盾を言うと激昂するし、
だんだん昼間もわけの判らないことを言うようになり、変なことを言わないときは、鬱状態のように落ち込んでしまうなど、感情の起伏も激しくて痴呆のような症状がでてきたので、睡眠薬の多用による副作用を疑うようになった。


というのは、昼間に居眠りをしているのを度々目撃するようになったこともあったからです。つまり、夜寝れないのは、昼間寝ているから、それなら、睡眠薬は要らないはず。
睡眠薬を減らしていくべきだと判断し、そこに気がついたので、3種類の睡眠薬の錠剤をそれぞれ4分割し、遅効性の睡眠薬から徐々に薬の量を減らしていきました。当初は薬の分割に量を減らされたことに気づきませんでしたが、1種類を完全に無くして、次の睡眠薬を減らした頃から母が気付いてしまい、色々文句を言われましたが、方針を変えず、当初の目標どおり、減らしていきました。